Inno Setup について
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インストーラの必要性について |
インストールとは、「プログラムの動作に必要なファイルを、インストール先のマシンにコピーする」ということになります。 これは例えば、プログラムファイルを zip ファイル等で圧縮して配布し、ユーザーに解凍、ファイルコピーをお願いすることでも、行うことができます。 ただこの場合には、配布側は、プログラムファイルのコピー先等の情報をドキュメントにしておく必要がありますし、ユーザー側はドキュメントを理解し、解凍、ファイルコピーの操作を行う必要があります。 配布側としては、なるべく負担無くユーザーにプログラムを使ってもらう状態にすることを考えます。そこで使用されるのが、インストーラとなります。 |
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インストーラでできること |
基本的には、以下の処理を標準で行ってくれます。 指定したディレクトリへのファイルのコピー インストール情報を Windows システム(レジストリ)に保存 アンインストールプログラムの作成 上記に加え、インストーラが持つスクリプトを記述することで、インストールする環境やプログラム独自の仕様に沿ったインストール処理を行うことができます。 ここでは、「Inno Setup」を使った Windows版インストーラの作成について説明します。 |
投稿者 yamadas : 2006年08月15日 18:55